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VOL.1

兵庫県警察本部 警務部警務課 警察官採用センター

兵庫県警部補 井田 俊一さん

インタビュー担当者:藤田祥史

1.警察官を目指したきっかけを教えてください

実は、子供の頃からずっと警察官になりたくて、警察官を目指して頑張っていたというわけではないんです。言ってしまえば、なりゆきのような感じです。ただ、警察官になった人には、もちろん警察官になるという夢を叶えてなった人も沢山います。例えば、私の知っているところだと、パトカーを運転したいという夢を持っていて、それを実現して警察官になった人もいます。このように警察官には、ずっと警察官になりたいという思いを持っている人も、実はずっと思いを持っていたわけではないという人もいて、どちらの人も活躍しています。

2.警察官という職業に感じる魅力を教えてください

私が一番魅力に感じるのは、「分かりやすい」ところです。警察官は毎日、例えば「困っている人がいるから助ける」、「悪い人がいるから捕まえる」という風に、正義のためにはたらいています。しんどい時でも、自分は正義のために働いているのだと思うと、頑張れます。働く上で、正義のためという「やりがい」を強く感じることができるんです。

3.警察官に絶対に必要だと思うものを教えてください

「正義感」だと思います。英語を話せるとか、体力があって運動が得意というような技術や知識の面で言うと、警察官になるために絶対に必要というわけではないんです。警察官は、柔道や剣道などの武道を経験している人が多いように感じますが、多くは警察学校に入って初めて学んだという人です。どこかの企業に勤めてから警察官になる方もいて、そういった方々は元の企業で働いていたときに得た知識や技術を活かして活躍しています。

つまり、警察官になるために絶対必要な技術や知識はありませんが、そういった技術や知識を持っていたら、それを活かして活躍できるということです。ただ、必要なものがあるとしたらそれは「正義感」だと思います。

4.実際に、警察官になるにはどうしたらいいのでしょうか

警察官になるためには、試験を受けて合格する必要があります。試験には、大学卒業以上の人が受ける試験と、高校卒業などの大学卒業以外の人が受ける試験で分かれています。それぞれの試験に、学校で勉強したような教養を問う一次試験と、体力テストと面接を行う二次試験があります。警察官になるためには、その二つの試験に合格する必要があります。

では、「大学卒業してから警察官になるのと、高校を卒業してから警察官になるのでは出世とかに影響があるのか?」と気になる人もいると思います。実はそんなことないんです。ですので、もし何よりも警察官になりたいという強い想いがあるのなら高校を卒業して警察官になるのもいいですし、大学にも行ってみたいという想いがあるのなら大学に行って、大学でしか経験できないことをしてから警察官になるという道をとってもいいと思います。

5.子供たちにメッセージをお願いします

今しかできないことを大切にしてください。仲のいい友達と遊ぶのも、勉強をするのも、今経験するのと、成長してから経験するのでは、感じ方も変わってきます。今しか感じられないことも沢山あります。ですので、警察官になることをゴールとして、今から警察官になるために何をしたらいいとか、これをすべきというものを探すだけでなく、今しか感じられないことを大切にしてください。今、友達と遊んだり、色々な人と話したり、体験するものが警察官になった後、警察官として働くときにきっと活きてくるはずです。

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