VOL.2

灘消防署

救助隊 高松 弘毅さん

インタビュー担当者:藤田祥史

1.消防士を目指したきっかけを教えてください

小学生の頃は、サッカー選手を目指していました。でも中学生の時に神戸の「トライやるウィーク」で消防署での職場体験を経験して、その際に、消防士という職業を意識するようになりました。それで高校生の時に、自分の運動能力を活かすこともできるというところから、より一層、消防士の仕事に対しての思いが強くなりました。その思いを叶えて、高校卒業後に消防士になりました。20代前半の頃には、中学生の時に「トライやるウィーク」でお世話になった方と同じ小隊で仕事をさせていただきました。職業体験というのも、自分の将来に影響を与えてくれる大事なものだと思います。

2.消防士という職業に感じる魅力を教えてください

やはり、消防士という職業は災害現場などで仕事を行うことが多く、災害現場では常に危険と隣り合わせです。しかし、その危険と隣り合わせの仕事だからこそ、災害に立ち向かっていくという「やりがい」がありますし、人に感謝されることもあります。それが、この仕事の魅力だと思います。

3.消防士に絶対に必要だと思うものを教えてください

災害はいつ起こるか分かりません。災害現場にいち早く駆けつけなければならない消防士は、常に気を張っている必要があります。また、災害現場では予期せぬことが起こりやすいので、冷静に自分を客観視することも求められます。また、救助隊は災害現場の中でも特に危険な場所に入っていく必要があるので、より一層の冷静さや高い運動能力が求められます。

4.実際に、消防士になるにはどうしたらいいのでしょうか

消防士という職業は、スポーツ選手などよりは身近な夢だと思います。実際に消防署を尋ねて、ふれあうことが出来たり、見に行けたりします。直接消防士の人に話を聞きに行ったり、消防署での職場体験を経験することで、消防士という職業に直接触れてみてください。

5.一日のスケジュールを教えてください

神戸市の場合、朝9時30分に仕事が始まります。午前中は、自分が使う車両や装備の整備・点検や、事務的な仕事をしています。その後、昼休憩を挟んで、午後からは現場対応の訓練や訓練日誌の作成、「防御計画」という灘区内の建物で災害が起きた時にどのように対応するかをまとめたものの見直しや実際に現地に行ってイメージしたりしています。そして、日が暮れると筋トレやランニングなどのトレーニングのほか、救助理論の研究、習得などを行っています。この間にも、災害が発生すれば出動します。

6.子供たちにメッセージをお願いします

私は、18歳の時に消防士になるという夢を叶えました。しかし、やりたいことや目標は消防士になった後に、より増えていきました。皆さんも「消防士になりたい」だけでなく、なった後のことも考えて「どんな」消防士になりたいのかを大事にしてください。

​ご協力ありがとうございました!